子どものゲーム・スマホの使いすぎに対する短時間プログラム

生活を取り戻す8〜10回前後の支援

目次

ゲームやスマホ、YouTube、SNSの使用が増え、睡眠・登校・学習・家庭生活に影響しているときは、禁止だけで解決しようとするより、生活を整えながら使い方を見直す支援が役立ちます。
当院では、児童精神科の視点から、子どものゲーム・スマホの使いすぎに対する短時間プログラムを行っています。
このプログラムは、ゲームやスマホを一方的に禁止するものではなく、睡眠、登校、学習、親子関係を立て直しながら、本人が少しずつ自分で調整できる状態を目指す支援です。
標準的には30分×8〜10回前後を目安に進めます。 本ページでは、対象となる方、進め方、保護者の関わり方、受診の目安を整理します。

要点

当院の短時間プログラムは、ゲーム・スマホの使用によって睡眠、登校、学習、家庭生活に影響が出ているお子さまを対象に、30分×8〜10回前後で生活の立て直しと使い方の再設計を行う支援です。ゲームやスマホの完全禁止を目的とするものではありません。

  • このプログラムは、ゲームやスマホを完全に禁止することを目的にしたものではありません。
  • 目標は、睡眠、登校、学習、家庭生活など、生活の土台を少しずつ整えることです。
  • 本人が「自分でコントロールできる感覚」を取り戻せるように、記録、行動実験、環境設計、家族とのルール作りを行います。
  • ADHD、ASD、不安、抑うつ、睡眠リズムの乱れなどが重なっている場合も、本人に合う形を一緒に考えます。
  • 標準的には、30分×8〜10回前後を目安に進めます。状態や目標に応じて、8回程度で一区切りにする場合もあります。
  • 強い希死念慮、自傷行為、家庭内暴力、重大なネット被害・加害、著しい抑うつがある場合は、本プログラムを開始する前に、医師による評価・治療と安全確保が優先されます。

※このページは自己診断のためではなく、支援の選択肢を整理する目的の情報です。

受診の目安

次のような状態が続く場合は、相談のタイミングです。

  • 夜遅くまでゲームやスマホが続き、朝起きられない
  • 登校しぶり、欠席、遅刻が増えている
  • 宿題、提出物、食事、入浴、就寝などの日課が崩れている
  • やめる約束をしても切り上げられず、親子の衝突が増えている
  • 取り上げると強く怒る、隠れて使う、嘘が増える
  • 課金、SNSトラブル、危険なやり取りが心配
  • 不安、抑うつ、ADHD、ASD、睡眠リズムの乱れなどが重なっている
  • 家庭だけで対応を続けることに限界を感じている
  • ゲームやスマホが「楽しみ」ではなく、不安や孤立を避けるための逃げ場になっているように見える
  • 使用時間を減らそうとすると、本人の不安、怒り、落ち込みが強くなる

※強い希死念慮、自傷、家庭内暴力、重大なネット被害・加害が疑われる場合は、本プログラムを開始する前に、医師による評価・治療と安全確保が優先されます。

ゲーム・スマホの問題について相談する方は、まず医師の診察で生活への影響や背景を確認し、短時間プログラムが適しているか一緒に検討します。

はじめに|禁止ではなく再設計

「何度言ってもやめられない」
「取り上げると激しく怒る」
「夜中までスマホを見て、朝起きられない」
「ゲームをめぐって親子げんかが増えている」

こうした相談は、児童精神科の外来でも少なくありません。ゲームやスマホは、子どもにとって単なる遊びだけではなく、友人関係、ストレス解消、自己表現、居場所になっていることがあります。そのため、「全部やめさせる」「取り上げる」だけでは、反発、隠れて使う、親子関係の悪化につながることがあります。

当院の短時間プログラムでは、ゲームやスマホを一方的に悪者にするのではなく、睡眠・登校・学習・家庭生活を守りながら、本人が付き合い方を少しずつ整えられるように支援します。
特に、夜型化、朝起きられない、登校しぶり、親子衝突が重なっている場合は、「使用時間を減らす」だけでなく、「生活が回る形を作る」ことを優先します。

相談できること

  • ゲーム、スマホ、YouTube、SNSの使いすぎによる生活への影響の確認
  • 睡眠の乱れ、登校しぶり、学習不調、家庭内衝突の背景整理
  • 切り上げにくさ、約束の守りにくさ、親子の衝突の見立て
  • ADHD、ASD、不安、抑うつ、睡眠リズムの乱れなど重なりやすい状態の確認
  • 家庭で続けやすいルール作り、終わり方、環境調整の相談
  • 短時間プログラム、心理支援、家族支援、学校連携の検討
  • 課金、SNSでのやり取り、動画視聴、深夜のチャットなど、ゲーム以外のデジタル利用の整理

初診では、使用時間だけでなく、いつ・どこで増えやすいか、睡眠や登校への影響、親子の衝突、背景にある不安や発達特性も含めて確認し、短時間プログラムが合うかどうかを一緒に考えます。

ゲーム・スマホの使いすぎはなぜ続くの?

ゲームやスマホを責めるだけでなく、続いてしまう理由を整理して、生活が戻る方法を考えます。

  • きっかけ:退屈、不安、イライラ、寝る前、親子げんか
  • 行動:ゲーム、動画、SNS、チャット
  • 得られるもの:楽しい、ホッとする、気がまぎれる
  • 生活への影響:夜ふかし、朝起きにくい、登校しぶり、親子衝突
  • 別の対処:終わり方を決める、安心できる活動を増やす、家庭でルールを作る
ゲーム・スマホの使いすぎが続く理由の図解

当院のプログラムの特徴

1)生活回復を優先する

まず、睡眠、朝の起床、登校、食事、入浴、学習など、生活が回る状態を整えます。
ゲームやスマホの時間だけを見ていると、背景にある睡眠障害、不安、抑うつ、学校ストレスを見落とすことがあります。

2)本人だけを責めない

ゲームやスマホが増えている背景には、不安、疲れ、学校ストレス、ADHD・ASD特性、睡眠リズムの乱れが重なっていることがあります。
「本人の意志が弱い」と決めつけず、続けやすい仕組みを作ることを重視します。

3)保護者だけに管理を任せない

保護者が「取り締まり役」になり続けると、親子関係が疲弊しやすくなります。プログラムでは、本人・保護者・医療者で続けられる仕組みを作ります。
親子で直接話すとこじれやすい場合は、第三者が入ることで、ルール作りが進みやすくなることがあります。

4)短時間で実行しやすい課題にする

1回30分の中で、記録、振り返り、次の一手を明確にします。家庭で試す課題は、できるだけ小さく、続けやすい形にします。
課題は「できるかどうか」ではなく、「試してみて、合わなければ修正する」前提で設定します。

プログラムの目的

このプログラムでは、ゲームやスマホを「ゼロにする」ことを最初の目標にはしません。目標は、次の3つです。

1)生活の土台を回復する

睡眠、登校、学習、食事、入浴、家庭内の会話など、日常生活が回る状態を取り戻すことを目指します。
「ゲームを何時間したか」だけではなく、「寝る時間が守れているか」「朝起きられるか」「登校や学習にどの程度影響しているか」を確認します。

2)自分で調整できる感覚を戻す

「どうせ無理」「また怒られる」ではなく、本人が少しずつ「ここなら変えられる」と思える小さな成功体験を積み重ねます。
本人を責めるのではなく、「どの条件ならうまくいったか」を一緒に探します。

3)ゲーム・スマホとの付き合い方を見直す

ゲームやスマホを悪いものとして切り離すのではなく、使う時間、場所、終わり方、目的を見直し、生活を壊しにくい使い方へ移行します。
YouTube、短尺動画、SNS、チャット、配信視聴など、ゲーム以外のデジタル利用も含めて整理します。
目標は「完全禁止」ではなく、「生活を壊さない使い方」を家庭の中で実行できるようにすることです。

対象となる方

主な対象は、小学校高学年から高校生くらいまでのお子さんです。特に、中学生・高校生では、ゲーム、スマホ、SNS、動画視聴が、睡眠や登校、学習、親子関係に影響しやすくなります。

次のような場合に検討します。

  • 生活に影響が出ている
  • 本人に「少し変えてみてもいい」という気持ちが少しでもある
  • 保護者が、禁止や叱責だけでは限界を感じている
  • ADHD、ASD、不安、抑うつ、睡眠リズムの乱れが重なっている
  • 家庭でルールを作っても続かない
  • 親子で話し合うと毎回こじれてしまう
  • ゲーム障害やスマホ依存かどうか、受診すべきか迷っている
  • 登校再開や生活リズムの立て直しに向けて、家庭でのデジタル利用を整理したい

本人が最初から前向きでなくても、導入面接で「何に困っているか」を一緒に整理するところから始められます。
ただし、本人がまったく面接に参加できない場合や、安全面のリスクが高い場合は、まず保護者相談や医師診察を優先することがあります。

実施形式

標準的には、30分×8〜10回前後を目安に進めます。状態や目標に応じて、8回程度で一区切りにする場合もあれば、必要に応じて追加のフォローを行う場合もあります。

原則として対面で行います。状態や内容に応じて、保護者面談やフォローの一部をオンラインで行う場合があります。
内容によっては、保護者同席の回や、保護者のみで方針を確認する回を組み合わせます。

進め方は、お子さんの年齢、生活状況、本人の意欲、家庭の負担、併存する状態に応じて調整します。

進め方|30分の基本構成

1)安全・生活チェック

睡眠、登校、衝突、課金やネットトラブル、自傷関連の心配がないかを確認します。ここで大きなリスクが確認された場合は、プログラムを進める前に医師による評価・治療と安全確保を優先します。

2)前回の振り返り

「できた/できなかった」ではなく、いつ・どこで・何が助けになったか、何が邪魔になったかを見ます。うまくいかなかった場合も、本人を責めるのではなく、条件を変える材料として扱います。

3)今日のスキル練習

使用パターンの見える化、終わり方の練習、環境設計、感情調整などを扱います。年齢や特性に応じて、記録用紙、チェックリスト、親子ルール表などを使うことがあります。

4)次週のホームワーク設定

課題は1つだけに絞り、成功基準を低く設定します。「1週間だけ試す。合わなければ変える」という形で進めます。

5)まとめ

今日の気づきと次の一手を短く確認します。保護者と本人で認識がずれやすい場合は、最後に「今週試すこと」を短く共有します。

8〜10回前後の流れ

第1回|作戦会議と目標設定

本人と保護者で、困っていることを整理します。「怒られる場」ではなく、「どうしたら生活が回るかを考える作戦会議」として始めます。例:平日の就寝を30分早める、親子げんかを減らす、朝起きる日を増やすなど、小さく測れる目標を作ります。

第2〜3回|使用パターンと睡眠を整える

何時間使ったかだけでなく、どの時間帯、どの場面、どんな気持ちのときに増えやすいかを見ます。就寝前の端末利用、通知、充電場所、終了の合図などを調整し、朝起きるための条件を整えます。

第4〜5回|環境設計・終わり方・代替活動

意志の力だけに頼らず、端末の置き場所、通知、アプリ配置、タイマー、終了手順などを整えます。「あと1試合で終わる」「終了5分前に声をかける」「終わった後に次の行動へ移る」など、本人に合う手順を具体化します。ゲームやスマホを減らした後の空白を埋めるため、散歩、入浴、音楽、軽い運動、家族との短い活動なども少しずつ増やします。

第6〜7回|感情への対処と家族ルールの再設計

衝動的に使いたくなるとき、怒りや不安が高まるときの対処を練習します。不安、孤独感、学校ストレスが背景にある場合は、使用時間だけでなく、気持ちの逃げ場をどう作るかも一緒に考えます。家庭ルールは、禁止や監視ではなく、時間帯、場所、課金、例外、破ったときの戻し方まで短く決めます。

第8回|再設計・再発予防

夜中、親がいない時間、友人から誘われたとき、休日、SNS・動画、課金や通知など、崩れやすい場面を見直します。うまくいく条件、崩れやすいサイン、戻し方を本人の言葉でまとめます。生活の土台や家族ルールが整ってきた場合は、ここで一区切りにすることがあります。

必要に応じた追加フォロー|第9〜10回

SNSや動画中心のケース、親子衝突が残るケース、睡眠リズムの調整に時間がかかるケースでは、追加で1〜2回のフォローを行うことがあります。ネット上の安全確認、家族ルールの微調整、再燃時の戻し方、学校や家庭での居場所づくり、受験・長期休み・進級・登校再開など生活が変わる時期への備えも扱います。

保護者の関わり方

保護者の役割は、監視や取り締まりだけではありません。大切なのは、本人と一緒に続けられる仕組みを作ることです。

  • 禁止より、合意したルールを作る
  • できた点を具体的に認める
  • ルールを破ったときは、長い説教ではなく復旧手順に戻す
  • 親子げんかが増える時間帯を避け、落ち着いた時間に話す
  • 保護者だけが管理者になりすぎない
  • 「全部やめる」より、まず生活が回る形を目指す
  • 本人の楽しみや友人関係を否定せず、生活への影響を一緒に確認する
  • ルールを守れなかった日を責め続けるのではなく、翌日どう戻すかを決める

親子で話すとこじれやすい場合は、医療者が間に入り、ルールや目標を一緒に整理します。

ADHD・ASDがある場合

ADHDやASDの特性がある場合、ゲームやスマホの問題は「意志の弱さ」ではなく、切り替えや見通しの難しさとして現れることがあります。

ADHD傾向がある場合は、タイマー、通知オフ、充電場所の固定、終了儀式など、環境設計を優先します。

ASD特性がある場合は、見通し、予告、例外ルール、変更時の説明を具体的にすることが役立ちます。

記録や課題は、複雑にしすぎず、○×や短いメモなど、続けられる形に調整します。

ADHD・ASDがあるお子さんでは、「わかっているのにやめられない」「急な変更に強く反応する」「負けや中断で気持ちが崩れる」ことがあります。そのため、叱責よりも、予告、視覚化、環境調整、終わり方の手順化を重視します。

不安・抑うつがある場合

ゲームやスマホが、現実からの逃げ場になっている場合があります。この場合、使用時間だけを減らそうとすると、不安や落ち込みが強くなることがあります。

まずは、睡眠、安心できる活動、相談できる相手、学校や家庭での負荷を整えることが大切です。必要に応じて、不安や抑うつへの心理支援や医療的支援も並行して行います。

不安や抑うつが強い場合は、「ゲームをやめること」よりも先に、本人が安心して過ごせる時間、相談できる相手、日中の小さな活動を増やすことが必要になる場合があります。

睡眠リズムが乱れている場合

ゲーム・スマホの使いすぎの相談では、睡眠リズムの乱れが大きな問題になることがあります。

夜遅くまで画面を見ていると、就寝時刻が後ろにずれ、朝起きられず、登校や学習に影響することがあります。さらに、日中の活動が減ることで、夜に眠りにくくなる悪循環が起こることもあります。

この場合は、次のような点を確認します。

  • 寝る直前までスマホやゲームを使っていないか
  • 端末を寝室に持ち込んでいないか
  • 通知やチャットで夜間に起きてしまっていないか
  • 休日に昼夜逆転していないか
  • 朝の光、食事、登校準備のリズムが崩れていないか

睡眠リズムを整えるためには、「早く寝なさい」と言うだけでは不十分なことがあります。寝る前の端末の置き場所、通知、充電場所、終了の合図、朝の起き方を含めて、生活全体を設計します。

注意が必要な場合

次のような場合は、短時間プログラムだけで対応せず、医師による評価・治療や安全確保を優先します。

  • 強い希死念慮や自傷行為がある
  • 重い抑うつ状態が疑われる
  • 家庭内暴力がある
  • 重大なネット被害や加害が疑われる
  • 課金、脅迫、性的被害、個人情報流出などのリスクが高い
  • 学校や家庭生活が大きく崩れている
  • ゲームやスマホをめぐって刃物、暴力、家出、深夜徘徊などの危険行動が出ている
  • オンライン上で年齢不相応な性的接触、脅迫、金銭要求、個人情報の拡散が疑われる

このような場合は、短時間プログラムは補助的に使い、安全確保と並行治療を優先します。
緊急性が高い場合は、医療機関だけで抱えず、家庭、学校、地域の相談機関、必要に応じて警察や児童相談所などとの連携を検討します。

よくある質問|FAQ

Q. ゲームやスマホを全部やめさせるプログラムですか?

いいえ。原則として完全禁止を目標にはしません。睡眠、登校、学習、家庭生活を守りながら、本人が少しずつ調整できる使い方を考えます。

Q. 本人にやる気がないと受けられませんか?

最初から強い意欲がなくても相談できます。「何に困っているか」を整理するところから始めます。ただし、本人が面接にまったく参加できない場合は、保護者相談や医師診察を優先することがあります。

Q. 保護者も参加しますか?

必要に応じて参加します。本人だけでなく、保護者とのルール調整や家庭での関わり方を確認する回を組み合わせることがあります。

Q. ADHDやASDがあっても受けられますか?

受けられる場合があります。切り替え、見通し、衝動性、こだわりなどの特性を踏まえ、環境調整や課題の出し方を調整します。

Q. 何回くらい通いますか?

標準的には30分×8〜10回前後を目安にします。状態や目標に応じて、8回程度で一区切りにする場合や、追加フォローを行う場合があります。

Q. 薬は使いますか?

ゲーム・スマホの使用そのものを減らすために必ず薬を使うわけではありません。ADHD、不安、抑うつ、睡眠障害など、背景に治療が必要な状態がある場合は、医師が薬物療法を検討することがあります。

Q. ゲーム障害と診断されていなくても相談できますか?

相談できます。診断名がついていなくても、睡眠、登校、学習、親子関係など生活への影響があれば相談の対象になります。

Q. 家庭でルールを作っても守れません。意味がありますか?

あります。守れなかったことを責めるのではなく、ルールが複雑すぎないか、終了の合図が曖昧でないか、例外や戻し方が決まっているかなど、続けやすい形に再設計します。

Q. 不登校で昼夜逆転していても相談できますか?

相談できます。不登校や昼夜逆転がある場合は、ゲーム・スマホの使用時間だけを減らすのではなく、睡眠、朝の起床、日中の活動、登校への負担、不安や抑うつなどを含めて整理し、生活が回る形を優先して支援します。

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まとめ|次の一手

ゲーム・スマホの使いすぎへの支援では、使用時間だけを見るのではなく、睡眠、登校、学習、家庭生活がどの程度守れているかを確認することが大切です。

完全禁止よりも、生活の土台を整え、本人が少しずつコントロール感を取り戻せる仕組みを作る方が、現実的に続けやすいことがあります。

短時間プログラムでは、使用パターンの見える化、睡眠リズムの調整、環境設計、終わり方の練習、代替活動、家族とのルール作り、再発予防を扱いながら、本人と家庭が続けられる形を一緒に考えます。

ゲームやスマホの問題は、「本人が悪い」「親の管理が甘い」と単純に整理できるものではありません。発達特性、不安、抑うつ、睡眠、学校ストレス、友人関係が重なっていることもあります。当院では、児童精神科の視点から、背景を見立てたうえで、生活が戻る形を一緒に考えます。

受診のご相談へ|相談の入口

ゲームやスマホの使用について、「このまま様子を見てよいのか」「家庭だけで対応できるのか」と迷う段階からご相談いただけます。

当院では、使用時間だけでなく、睡眠、登校、学習、家庭内の衝突、背景にある発達特性や不安・抑うつも含めて見立てます。そのうえで、短時間プログラムが合うか、心理支援や家族支援、学校連携を組み合わせるかを一緒に考えます。

監修・更新情報

監修:篠原一之
医師/医学博士/キッズハートクリニック外苑前院長/長崎大学医学部 名誉教授/長崎大学医学部 元教授

最終更新日:2026年8月

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