「児童思春期」のこころの病気① ~大人と比べて~
2025.04.01
心理士ブログ
こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。
当院のホームページの下の方に載っているのですが、当院は「児童思春期精神科」を掲げて診療に取り組んでいます。
「児童思春期」のこころの病気は、大人とどこか違うのでしょうか?
例えば風邪ですと、大人でも子どもでも、発熱、喉の痛み、咳…など、大体似たような症状が現れます。予防方法も、手洗いうがい、睡眠、お部屋の換気など、年齢によってそこまで大きな違いはありません。
しかし、こころの病気は、大人と子どもとで、目立つ症状が違うことが多いのです。
例えば、うつ病であれば、大人の場合は「気分が落ち込んで、食欲も落ちて、眠れなくて…」というイメージがありますが、お子様の場合は落ちこむだけでなくイライラなどの気分の波が起こりやすいと言われています。大人とは逆に食べ過ぎたり、寝過ぎたりする方も少なくありません。
また、お子様は大人よりも環境の影響を強く受けているので、ご家族や学校などと協力し、お子様に合った環境を整えてあげることも大切です。
心理検査などを通してお子様の得意・苦手を知り、周囲の大人が効果的に関わることで、今後の不調を防ぎやすくなります。
うがいのように「誰でもこれをやっておけば大丈夫」というものではなく、お子様ひとりひとりに合わせた対応を考えていくことがポイントになります。
(続く)
信吉真璃奈