ママパパついてきて

こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。

　　　

新学期もしばらく経ちましたが、小学校にあがりたてのお子様の中には登下校に親御様についてきてほしいとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうか？

　　　

今回は、お子様の安心や自信を高めつつ、1人での登下校を応援する方法のヒントをご紹介します！

　　　

安心感を高めるために

　　　

・普段から成長したことを細かく伝え、一緒に喜ぶ
・行き帰りの途中、親御様にべったりではなく一瞬でもお子様1人になるタイミングがあれば、「あれ？今1人で登下校してるのと変わらなかったよ」などと伝える
・学校から帰宅後はしっかり労いつつ、「みんなで〜して楽しかったね」などと前向きに振り返る
・休みの日に学校まで楽しくお散歩する。練習としてではなく、楽しくがカギ。一緒に競争したり、スキップしたりなど。歌など一緒に歌えば、1人で行くときに歌ってお守りがわりにできる

　　　

1人での登下校の促し方

　　　

・「5月中には1人で登下校」と期間で区切るより、距離を調節する方が負担が少ない
・特に負担の大きい曜日、まだ楽そうな曜日を相談してみる(タイミングは本人に決めてもらう)
・ごほうびをうまく活用する。物だけでなく、褒めや労いも組み合わせる

　　　

実際についていくかわりとして

　　　

・仲のいいお友達と一緒に行く
・家族写真、親御様からの手紙、音声メッセージなどを持っていく
・登下校中に考えられるクイズなど、気がまぎれるものを伝える

　　　

ぜひご家庭でもお試しください！

　　　

親御様としては、どこまでサポートしてあげたらいいのか悩まれるところだと思いますが、もし不慣れなだけであれば、送り迎えしてあげるうちに自然に大丈夫になることが多いです。

　　　

お子様にもプライドがありますから、親がついてくるなんて普通は恥ずかしがります。

　　　

もしずっとついて来てほしがるなら、「甘え」ではなく「お子様なりのヘルプを出している」と考えてもいいかもしれません。そんなときはぜひ気軽にクリニックご相談にいらしてくださいね。一緒にお子様の安心や自信を育てていきましょう。

　　　

信吉真璃奈