「学校に行けば楽しい」に必要なエネルギー
2025.06.10
心理士ブログ
こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。
お子様が学校に行けなくなったとき、はっきりとした原因が見当たらず、学校に行けば楽しめているように見えると、親御様としては対応に悩まれるのではないでしょうか。
登校を応援してもいいのか、それとも無理をさせない方がいいのか…。
朝は大変だけれど、学校に辿り着けさえすれば大丈夫なのでしょうか？
確かに、最初は環境の変化に戸惑っていても、通っているうちにお友達もできて楽しく通えるようになる…という場合ももちろんありえますよね。
一方で、カウンセリングでは「めいっぱいがんばれば学校で楽しく過ごすことはできるけれども、そのためにものすごくエネルギーを消費している」という方にたびたびお会いします。
例えば、体調が優れないなかでお友達の話についていけるように無理をしてテンションを上げていたり、不安が強いなかでとても気を張っていたり…。
そのような負荷は想像以上に身体に蓄積するようで、「1回学校に行くと身体がこわばり、元に戻るまでに2～3日かかる」とおっしゃる方もおられます。
そのため、お子様が学校に行って帰宅した後、どれくらい疲れているか、その疲れが回復するのにどれくらい時間がかかっているか、ぜひ見てみていただけたらと思います。
当院では、web問診を踏まえた丁寧な診察や、医師と連携したカウンセリングにより、お子様の今の状態をきめ細かく判断し、登校のペースなどを考えていくことができます。ぜひお気軽にご相談ください
信吉真璃奈