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コンサータ、ビバンセの処方開始について

2024.10.08 院長ブログ

キッズハートクリニック外苑前 院長の篠原一之です。

   

9月からキッズハートクリニックではADHD治療用の新しいお薬を処方できるようになりましたので、ご紹介いたします。

   

ADHDの治療は、基本的には状況に応じた適切な行動を取れるようになるための「心理社会的な治療」から始めていきますが、そこに不注意、多動性及び衝動性のコントロールを目的にお薬の治療も組み合わせていきます。

   

お薬には非中枢神経刺激薬であるインチュニブ、ストラテラの他に、コンサータ、ビバンセと呼ばれる中枢神経刺激薬があります。このうち、コンサータとビバンセは全ての症状に対して速やかに効果が得られやすい反面、不適切な使用による依存や乱用のリスクがあるため、2019年12月より患者登録制度が開始されました。

   

患者登録を行える医師/医療機関は限られていますが、当院では、篠原有希医師(水曜日担当)がコンサータ、ビバンセの処方を行うことができます。当該医師により治療上必要であると判断された場合にのみ処方可能ですので、必ずしも処方のご希望に添える形にはならないことをご了承ください。

   

処方の際には、患者登録の同意書への記入、本人確認書類(保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)、第三者からの情報(通知表、連絡帳、母子手帳など)が必要になりますので、ご準備いただくようよろしくお願い申し上げます。また、これまで前医で処方されていた方は、前医の紹介状をお持ち下さい。

   

篠原一之

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