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不安をケアするときのちょっとした視点

2025.11.29 心理士ブログ

こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。

   

今日は、不安でなかなか行動に移れないお子様への関わりについてお話ししてみたいと思います。

  

お子様が「〇〇がこわい」「行きたくない」とためらっているとき、励ますべきか、そのまま休ませるべきか…親御様として迷いますよね。
そんなとき、ぜひ一度考えてみてほしいことがあります。それは、その不安が的を得ているのか、それとも考えすぎで膨らみすぎているのかという点です。

   

例えば、本当に嵐が吹き荒れている日に外出をためらうのは当然の反応です。でも、お天気が落ち着いているのに「雨が降ったら風邪を引くかも…」と心配しすぎて家にこもってしまうのは、ちょっともったいないですよね。まずは、お子様の不安が現実にどれくらい根ざしているのか、一緒に見極めていくことが大切です。

   

もし「それは不安になるよね」と思える理由があるなら、その原因を取り除くことが優先されます。当院には精神保健福祉士も在籍しており、学校との連携や環境調整など、まわりの状況を整えるお手伝いができます。

   

一方で、「行ってみればきっと大丈夫」「少し背中を押せば動き出せそう」という状況であれば、励ましてみるのもいい選択です。あらかじめ「困ったときはこうしよう」「不安になったら、この方法で落ち着けるよ」と具体的な対処法を共有しておくと、お子様も安心して一歩踏み出しやすくなります。

   

不安だけを点で見るのではなく、どんな流れの中でその不安が出てきているのかを一緒に整理していくことで、より適した関わり方が見えてきます。迷われたときは、どうぞ気軽にご相談ください。一緒に、お子様が安心して行動できる方法を探していけたらと思います。

   

信吉真璃奈

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