深呼吸のコツ①
2025.09.27
心理士ブログ
こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。
カウンセリングには色々な技法がありますが、どんな年齢の方にとっても簡単で、効果を期待できるもののひとつに「呼吸法」が挙げられるのはないかなと思います。
その中でも「深呼吸」は、ゆっくり呼吸をすることで自律神経を整える、リラクゼーション方法のひとつです。
自律神経は、不安やイライラなどいろいろなこころの状態に関わっていると言われており、呼吸、脈拍、血圧など身体全体に影響があります。
脈はなかなか自分でコントロールできないですが、呼吸は意識すれば割と簡単にゆっくりにできますよね。
ゆったりとした呼吸で身体の力が抜けてくると、全身の筋肉から脳に「身体は心配ない状態だよ~大丈夫だよ~」とフィードバックが届けられるので、気持ちも落ち着いていきます。
① 姿勢を意識する
背筋がすごく丸まっていたり、逆に胸を張りすぎていたりすると、せっかく深呼吸をしようとしても空気を吸い込みにくくなってしまいます。身体に1本線が入っているようなイメージで姿勢を正してみましょう。試しに比べてみると、違いにびっくりされるかもしれません。
正しい姿勢だと新鮮な空気をたっぷりとりこめますし、姿勢という「いまここ」の身体の感覚に意識を向けるだけでも、思考のぐるぐるから抜け出しやすくなります。
(続く)
信吉真璃奈