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書き初めとの出会い直し

2024.01.04 心理士ブログ

あけましておめでとうございます。

キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

   

新年の行事として、書き初めの宿題が出ている方はいらっしゃるでしょうか?
私が小学生のときには、慣れない課題に戸惑い、でも隣の子の書が自分より上手であることは理解でき、提出のときに思わず手で隠したら先生に注意され、後日入選を喜んだら「1番下の賞なのに喜んでダサい」と同級生に笑われてしまいました。

   

それ以来少し苦手意識があったのですが、以前の職場で精神科デイケア(こころのリハビリ)をしていた際、メンバーさんと書き初めをする機会がありました。文字の巧拙を気にしなくていい場で、細かく腕を動かし、思い思いに書いていく… 墨の香りにも癒され、思いのほか書を楽しめていることに自分でも驚きました。
   

「やらなければならないから」とこなしていたときは気がつかなかったけれど、実は様々な感覚が関わる味わい深い活動で、自分の好みに合うものだったのですね。

   

自分がただ純粋に楽しめるものを知っていることは、人生を歩んでいく上でも大切なことだと思います。カウンセリングを通して、自分は何にこころが動かされるのか、何をしていると元気になれるのか、一緒に探してみませんか?

   

信吉真璃奈

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