のらりくらりと身を守ろう
2024.03.12
心理士ブログ
こんにちは。キッズハートクリニック外苑前 心理士の信吉です。
普段の生活で、私たちは無意識のうちに「質問されたら答えなくては」と思いがちです。
例えば、小学校でそんなに仲良くない同級生に「好きな人はいるの?」と聞かれて、言いたくなかったけれど答えたら、噂を広められてしまった… といったことは少なくありません。
もちろん勝手に言いふらすのが良くないのですが、「質問されても、答えたくなければ、答えなくてもいい」と知っていることは、お子様が身を守る上で大切かもしれません。
「答えたくない」では角が立つかもしれないので、「うーん、よく分かんないなぁ」とか「どうだろう、〇〇ちゃんはどう?」などのらりくらりとかわせるフレーズをストックしておけると安心ですね。
カウンセリングでは、このような「対人関係における身の守り方」も一緒に考えることができます。
会話の中で自分のペースやパーソナルな部分を守れるようになると、人と話すことが少し怖くなくなります。
もちろんカウンセリングでも、話すのがしんどい質問などは答えなくて大丈夫。言葉で伝えるのが大変だったら、首を振ったりして教えてくださいね。「この話はしんどいです」カードもあるので、よかったらご活用ください!
信吉真璃奈